子どもの文化研究所の刊行する機関誌『子どもの文化』に小論を寄稿させて頂きました。
横山草介(2024)「応答可能性があること」としての主体性(特集 あらためて、主体性を考える). 子どもの文化, 634(8), 10-19.
「子ども主体の保育」や「子どもの主体性を育む保育」といった標語がよく聞かれるようになりましたが、この「主体性」というものは、子どもの心の内奥からむくむくと自然発生的に沸き起こってくるものではなく、環境や他者への応答として立ち上がってくるものである、という話を書かせて頂きました。
「応答可能性」の意訳は "Responsibility" という単語になります。
相手の「応答可能性」を担保するということは、
「責任を分かちもつ勇気を持つことである」という主張を書かせて頂きました。
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